テスト駆動開発の原点が新訳で蘇る
本書は、自分たちのコードに自信を持って開発を続けたいプログラマ、チームリーダー向けに、テスト駆動開発(TDD)の実践方法を解説した“Test-Driven Development By Example”の日本語版です。テスト駆動開発の考案者であるKent Beck自身によって書かれた原典を、日本におけるテスト駆動開発の第一人者である和田卓人氏が訳しました。
テスト駆動開発とは単にテスト自動化を行うことではなく、ユニットテストとリファクタリングを両輪とした小さいサイクルを回すことで不確実性を制御し、不断の設計進化を可能にする手法であることを、実例を通して学ぶことができます。
まえがき
謝辞
はじめに
第I部 例題:通貨オブジェクト
第1章 多国通貨オブジェクト
第2章 目標を手前に設定する
第3章 万人の平等
第4章 プライバシー
第5章 フランクに話すなら
第6章 万人の平等、再び
第7章 リンゴとオレンジ
第8章 オブジェクトを作る
第9章 times
第10章 timesの実験
第11章 諸悪の根源
第12章 ようやく、足し算
第13章 実装を導く
第14章 変化
第15章 通貨の混合
第16章 今度は抽象化
第17章 多国通貨の全体ふりかえり
第II部 例題:xUnit
第18章 xUnitへの道
第19章 前準備
第20章 後片付け
第21章 数え上げ
第22章 失敗の扱い
第23章 スイートにまとめる
第24章 xUnitの全体ふりかえり
第III部 テスト駆動開発のパターン
第25章 テスト駆動開発のパターン
第26章 レッドバーパターン
第27章 テスティングパターン
第28章 グリーンバーパターン
第29章 xUnitパターン
第30章 デザインパターン
第31章 リファクタリング
第32章 TDDを身につける
付録A 因果ループ図
付録B フィボナッチ
付録C 『テスト駆動開発』出版後の15年
参考文献
あとがき
訳者あとがき
著者・訳者について