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タイトル
近代法とその限界(キンダイホウ ト ソノ ゲンカイ)
著者名
仲正昌樹
(ナカマサ,マサキ)
出版社名
御茶の水書房
ジャンル
人文・思想・社会
isbnコード
9784275008664
書籍のサイズ
単行本
発売日
2010年02月
販売価格
4,620
チラよみURL
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近代法は、国家を構成する各人の自発的な合意に基づく「正義」の大系と、自らの行為の帰結に対して「責任」を取ることのできる「自由意志」の主体の存在を前提に構築されてきた。ロールズやドゥウォーキンなどによって開拓されたリベラルな法・政治哲学もこの前提に依拠している。しかし、脳科学、認知科学、生命科学などの発展に伴う「人間」観の変容と、環境面からヒトの行動、更には心までも制御できる可能性を秘めた「アーキテクチャ」的技術の台頭によって、「法」の意味するところが改めて問い直されようとしている。普遍化可能性を追求し続けてきた「法」の本質とは何だったのか、法哲学の諸分野の最新の議論に基づいて再考する。
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