クラシック音楽の曲名って、長いし、堅苦しいし、意味不明な略号や不要と思われる情報もイチイチ書いてあってとっつきにくい! しかも、プロの演奏家や研究者であっても知らないことが多いくらい時代や国によって意味が異なったりして、ややこしすぎる!!!
ということで、指揮者・人気エッセイストとして活躍する著者(元N響首席オーボエ奏者、「のだめカンタービレ」のクラシック監修でもおなじみ)が、名曲の曲名約350の例をあげながら、“意外と知らない”用語の意味や時代的背景、用法、“まぎらわしい”用語の違いなどについていつもの調子で(オヤジギャグもとばしつつ)解説。さらに、専門的な内容については、気鋭の研究者・丸山瑶子氏が【天の声】として注釈でコメント(ツッコミ)。巻末には「覚えておくと便利! 作品番号関連用語集」も掲載し、資料性・利便性も高めた。
『交響録』でも好評だった茂木ヨモギ氏のコミカルなイラストにもご注目を!