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タイトル |
空のふもと 風の中(ソラノフモトカゼノナカ) |
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東日本大震災後の作曲作品にA.E.(After the Earthquake)を付番し、続く想いを風化させてはならないと訴え、作曲を続ける新実徳英。《つぶてソング》など、被災地や故郷への想いを題材とした作品の続編として、異なる機会に作曲された3つのうたが、同声と混声の合唱曲集としてまとまった。2021年8月8日(杉並公会堂 大ホール)第59回甍演奏会(指揮:清水敬一/ピアノ:小田裕之) にて同声版全曲初演。〈風土(かぜつち)のうた〉は沖縄久高島のすがたを10年以上記録した長篇記録映画『久高オデッセイ』の挿入歌として作られた作品。〈希望のうた〉は震災後、全国各地で紡いできた『つぶてソングの集い』の10年目を記念して作られた作品。〈風を返して 土を返して〉は『第16回 レガーテ コンサート』にて同声版初演された作品。様々な世代と一緒に、歌い、共感したい曲たちである。同声版は女声や童声、男声合唱でも演奏できる。また、混声版と一緒に演奏することも可能である。
[曲目]
風土のうた
希望のうた
風を返して 土を返して