この本の特色 1．10代で読んでおきたい名作54点を紹介。 日本と海外のよりすぐりの文学に親しめるよう、作品の魅力ある主人公や登場人物の一人をヒーロー、ヒロインとして選び、作品世界とともに紹介します。 2．1作1見開きでビジュアルに構成。 ヒーロー、ヒロインの人物像や作品の一場面をイラスト中心に描き、ほかの登場人物や作品全体も把握できるようにしています。 3．わかりやすく簡潔な解説とコラム ヒーロー、ヒロインのプロフィール、作品のあらすじやシーン、人物の解説のほか、コラム欄では作者の生涯や作品の特徴など、基本的な知識を伝えます。 4．漢字は総ルビで読みやすい。 小学生以上の児童や生徒が読みやすいよう、すべての漢字に読みがなをつけ、難しいことばには注を付して解説しています。 5．巻末付録も充実。 巻末には作品をより楽しむ為の文学年表、作品冒頭文紹介、読書案内、索引を付しています。 第1巻　恋するこころ 恋する心、惑う心に気づき向き合う・・・ 太田豊太郎（舞姫）、先生（こころ）、お力（にごりえ）、ヴラジーミル（はつ恋）ほかのヒーロー＆ヒロインを紹介。 【紹介作品】舞姫（森鴎外）／五重塔（幸田露伴）／にごりえ（樋口一葉）／ヴェニスの商人（シェイクスピア）／若きウェルテルの悩み（ゲーテ）／吾輩は猫である（夏目漱石）／野菊の墓（伊藤左千夫／こころ（夏目漱石）／モルグ街の殺人事件（ポー）／クリスマス・キャロル（ディケンズ）／山椒大夫（森鴎外）／蜘蛛の糸（芥川龍之介）／恩讐の彼方に（菊池寛）／モンテ・クリスト伯（デュマ）／はつ恋（ツルゲーネフ）／一房の葡萄（有島武郎）／小僧の神様（志賀直哉）／赤いろうそくと人魚（小川未明）