ある日、有名私立進学校の湘南台旭日高校に、学校を爆破するという強迫電話が入った。犯人は「十四時二十分正門を爆破する」と、メールを送ったと告げた。そして予告通り、正門を爆破した。警察に通報した校長に、犯人はメールで、「明日三月二十五日十四時二十分までに、湘南台旭日高校を破壊しようとしている我々の動機を解明しろ。誤った回答や返事がなければ校舎を爆破する」と指示してきた。校舎には、四百人もの生徒がいる。校長から通報を受けた湘南台警察署の佐々木警部は、メールがブラジルから送信されているのを突き止めた。犯人の動機は?!爆破の時刻が迫るー!