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タイトル |
.NETのクラスライブラリ設計 改訂新版(ドットネットノクラスライブラリセッケイカイテイシンパン) |
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本書は"Framework Design Guidelines: Conventions, Idioms, and Patterns for Reusable .NET Libraries, 3rd Edition"(Addison-Wesley Professional、2020年)の日本語訳で、前回の版から12年ぶりの改訂版となります。この12年の間に、.NET Frameworkはマルチプラットフォーム対応の.NETに大きく変わり、本書にもそれが反映されています。
本書はMicrosoftで.NET Frameworkの開発チームのエンジニアが、巨大なクラスライブラリを含むフレームワークである.NET Frameworkを実際に開発する中で蓄積したルールとパターンを、.NET開発全般のガイドラインとしてまとめあげたものです。各ガイドラインは強さに応じて「Do(する)」「Consider(考慮する/検討する)」「Avoid(避ける)」「Don't(してはならない)」の4つのアイコンで示されています。また、単にガイドラインを示すだけでなく、その背景(過去の経緯や設計思想)やトレードオフ、場合によってはガイドラインへの批判的な意見も説明、補足しています。コードサンプルはC#で書かれていますが、内容はすべての.NET言語に適用できるものです。
今回の改訂では.NET Coreを含む.NET全般に対応するほか、バージョン間の互換性に関わる「破壊的変更(breaking changes)」と、本書の旧版では推奨されていて今回の版で非推奨となったガイダンスをまとめた「廃止されたガイダンス」の2つの章(付録)を追加しました。また、日本語版では独自に、本書のガイドラインについて訳者と監訳者が日本の開発者として意見を交わしたディスカッションの内容も収録しました。
第1章 イントロダクション
第2章 フレームワーク設計の基礎
第3章 命名に関するガイドライン
第4章 型の設計のガイドライン
第5章 メンバーの設計
第6章 拡張性を考慮した設計
第7章 例外
第8章 使用法に関するガイドライン
第9章 共通のデザインパターン
付録A C#コーディングスタイル規約
付録B 廃止されたガイダンス
付録C API仕様書のサンプル
付録D 破壊的変更(breaking changes)
付録E 日本語版特別付録 訳者・監訳者による雑感