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タイトル |
フューチャー・デザイン(フューチャーデザイン) |
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【将来失敗を回避するための社会の仕組みをデザイン】
私たちは産業革命を経て、科学技術の力を借りて、地球そのものを変え続けている。現世代の便利さと引き替えに将来世代に「脅威」を残し続けている。そのような失敗を引き起こしてしまう社会の仕組みはどこからきたのか。フューチャー・デザインとは、将来失敗を回避し可能性を最も発揮できるような社会の仕組みを現世代がデザインすること。その考え方から実践の原則、課題までを、第一人者が包括的に解説。
「皆さんは、そのままの年齢で40年後の矢巾町にタイムトラベルし、そこで生活するようになったと想像してください。そして、40年先の将来世代の利益を代弁した形で、グループとして将来の矢巾町の姿を描き、今やるべき施策についてのアイデアを出してください」(第6章より抜粋)
第1章 「私たち」は何をしてきたのか
第2章 フューチャー・デザインは何をめざすのか
第3章 社会的ジレンマ
第4章 世代間持続可能性ジレンマ
第5章 仮想将来人はほんとうに機能するのか
第6章 岩手県矢巾町ーー初めてのフューチャー・デザイン実践
第7章 パスト・デザイン
第8章 さまざまな実践
第9章 さまざまな実験
第10章 フューチャー・デザイン:実践の原則
第11章 フューチャー・デザイン実践:新たな出発
第12章 政策提言とダイアログ・マップ
第13章 投票と無知のベールの有効性
第14章 将来世代のしあわせ法と市民会議
第15章 新たな社会のデザインをめざして
これから