なかなか治らない腰痛や、歩いたときの脚の違和感・こわばり、体の柔軟性不足、姿勢の悪さ……
これらの悩み、原因は「股関節」にあるかもしれません。
上半身と下半身をつなぐ股関節の動きが悪くなると、体がうまく曲がらなくなり、痛みや違和感を生じたり、下半身で踏ん張ることが難しくなります。
人は股関節から老いていく。そう言っても過言ではありません。
一方で、「股関節ほどすごい関節はない」と著者の中野ジェームズ修一さんは断言します。
股関節のしくみを理解すれば、どのような運動をすればよいかがわかり、自分で自分の体をよくしていくことが可能です。
オリンピック選手やメダリスト、青山学院大学駅伝チームなどのトップアスリートから信頼され、一般の生活習慣病・ロコモ対策も指導する、日本を代表するトレーナーである著者が、実際に現場で行っているメソッドを余すことなく紹介。
腰痛の解消や、痛み・違和感の予防だけでなく、柔軟性や体のキレのアップ、アスリートの自己ベスト更新も狙えます。
本書で紹介する運動を、著者自身が実演する動画つきで解説!
はじめに 股関節はなぜ、こんなにすごいのか?
第1章 股関節はなぜ、こんなによく動くのか
第2章 股関節はなぜ、傷むのか
第3章 股関節を「うまく使えている」とはどういうことか
第4章 股関節のバランスを整える
第5章 股関節の可動域を広げる
第6章 股関節を鍛える