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成果を生み出すためのSalesforce運用ガイド(セイカヲウミダスタメノセールスフォースウンヨウガイド) |
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CRM製品でトップシェアであるSalesforceは、国内でも導入企業が増え続けており、関連書籍がスタートアップ界隈を中心に人気を博しています。人材市場では、Salesforce管理関連の資格やスキルのキャリアの価値が高まり、注目度も上がり続けています。
今後も増え続けるSalesforce管理者ですが、実際は情シス、営業企画、営業アシスタント、経営企画、バックオフィス担当などが、SIerが導入したサービスを引き継ぐというかたちで管理者を兼務することが多く、SalesforceもITも営業改革も詳しくない人が、社内で何かのついでに任命されるのが現状です。そのうえ、管理者の仕事は日々の課題の改善、問い合わせ対応から、データの仕様変更、さらには経営改善へ向けての機能拡張など、多岐にわたります。
また、Salesforce管理の資格を取得していても、現場で活躍する管理者になれるとは限りません。自社の製品、営業、経営についての知識がなければ、本当に必要な機能や仕様がわからないからです。
本書はSalesforce管理者を対象に、現場で必要な知識というくくりで情報をまとめ、資格試験や公式の学習リソースからは学べない“実践編としての再入門書”です。システムを管理するためのTodoやHowを明らかにしつつ、最終的にはビジネスの企画に踏み込んだ「攻め」の管理者を目指します。
第1部 Salesforceを学ぶ
第1章 Salesforceをとらえ直す
第2章 Salesforce学習の課題
第3章 Salesforceの学び方
第2部 現状の会社とビジネスについて考える
第4章 Salesforceの標準的なモデルをおさえる
第5章 会社のビジネスモデルとSalesforceの適応を考える
第3部 日々の業務を回せる管理者になる
第6章 定常的なSalesforce運用作業をいかに効率化できるか
第7章 重要な課題への対応と負債の抑制
第4部 ビジネスの変革を担う管理者になる
第8章 Salesforceシステムの未来の姿をイメージする
第9章 成長に向けた準備