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タイトル (読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法()
著者名 三宅香帆(ミヤケカホ)
出版社名 笠間書院
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784305709288
書籍のサイズ 単行本
発売日 2020年09月23日頃
販売価格 1,650
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読んだほうがいいのは分かってる! わかってるけど読んでもよくわからない! だから読んだふりをしちゃうんだ! 夏目漱石、村上春樹、ドストエフスキー、三島由紀夫、カミュ……。 読んだふりしたくなる、だけど実はよくわからない小説の楽しく読む方法を、注目の若手書評家の著者が解説。 教養のために小説を読みたい。ちょっと面白そうな名作があるから読みたい。 映画の原作になった文学を読んでみよう……と思っても、「忙しい」とあとまわしにしがちな人や、もう読んだふりをしたくない人に、名作小説も古典小説も、ちょっと読み方を変えれば、面白くなる「読む技術」を著者が伝授します。 【目 次】 はじめに 目次 総 論  1 なぜ小説はわかりづらいのか  2 テーマとメタファー  3 小説を読むうえでいちばん大切なこと あの小説を誰よりも楽しく読む方法  違和感から読んでいく 『若草物語』(ルイーザ・メイ・オルコット著)  あらすじを先に読んでおく『カラマーゾフの兄弟』(ドストエフスキー著)  タイトルに問いかける 『金閣寺』(三島由紀夫著)  自然を楽しむ 『老人と海』(ヘミングウェイ著)  前提を楽しむ 『吾輩は猫である』(夏目漱石著)  多重人格になってみる 『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(サリンジャー著)  あえてさらっと書かれてあることを察する 『雪国』(川端康成著)  翻訳は何冊か読み比べて好みにあったものを 『グレート・ギャツビー』(F・スコット・フィッツジェラルド著)  作者の考え方をたのしむ『ペスト』(カミュ著)  解説書をたくさん読んでみる『源氏物語』(紫式部著)  小説のように短歌をたのしむ『サラダ記念日』(俵万智著)  児童文学はストーリー以外を楽しめる『ピーターパンとウェンディ』(ジェームス・マシュー・バリー著)  文章を楽しむ『羅生門』(芥川龍之介著)  妄想をひろげる「眠り」(村上春樹著)  小さな問いから、大きな問いへ結びつける「亜美ちゃんは美人」(綿矢りさ著)  小さな問いから、大きな問いへ結びつける(応用編)「お父さんは心配なんだよ」(カフカ著)  細部のこまかさをたのしむ『うたかたの日々』(ボリス・ヴィアン著)  語り手を疑ってみる『ドグラ・マグラ』(夢野久作著)  青年漫画だと思って長い海外文学を読む『ゴリオ爺さん』(バルザック著)  型を知らないからこそ、面白く読める小説がある。『三体』(劉慈欣著) おわりに






 
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