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タイトル |
フィールド情報学入門(フィールドジョウホウガクニュウモン) |
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フィールド情報学とは、フィールドで生じる諸問題に対して、情報学視点からその解決法を提案することを目的としている。その構成要素は、記述、予測、設計、伝達からなり、その方法は多岐に渡る。本書はフィールド情報学の入門書であり、これから自然観察へ向かう大学院生、社会参加の方法を求めるフィールドワーカー、イノベーションを模索するエンジニアなどを主対象に、起源の異なる9つの方法を、自然観察、人間観察、イノベーションという3つのシナリオを用いて説明し、フィールドの捉え方やそこでの情報の働きについて解説する。
序章: フィールド情報学とは何か
第1部 自然を観察し予測する
第1章 リモートセンシングと地理情報システム
第2章 バイオロギング
第3章 システムダイナミクス
第2部 人々の活動を記述し伝達する
第4章 ヒューマンセンシング
第5章 エスノグラフィ
第6章 ケースライティング
第3部 社会と生活にイノベーションを起こす
第7章 インクルーシブデザイン
第8章 マルチエージェントシミュレーション
第9章 アウトリーチ・コミュニケーション
終章: 個を紡ぐ場としてのフィールドと情報の働き