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マネロン・テロ資金供与対策の理論と実務(マネロン テロシキンキョウヨタイサクノリロントジツム) |
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金融庁マネロン・テロ資金供与対策企画室において、マネロン・テロ資金供与対策ガイドラインの企画・立案やモニタリング計画の策定、FATF 第4次相互審査対応を担当した執筆者らが、マネロン・テロ資金供与対策に関する法規制を整理するとともに、今後金融機関に求められる実務対応を、FATF および当局の目線を踏まえて解説する。
マネロン・テロ資金供与対策を理論面と実務面の双方向から整理した、金融機関の実務担当者・弁護士・公認会計士必携の1冊。
第1章 マネロン・テロ資金供与対策の背景
1 マネロン・テロ資金供与対策の意義
2 マネロン・テロ資金供与対策における国際協調
第2章 マネロン・テロ資金供与対策に関する法規制
1 全体像
2 犯収法
3 外為法
4 国際テロリスト財産凍結法
5 AML/CFTガイドライン・FAQ
6 外国為替検査ガイドライン
7 監督指針・事務ガイドライン
8 危険度調査書
9 現状と課題
10 業界団体等のガイダンス
11 国外における法規制
第3章 リスクベース・アプローチ
1 リスクベース・アプローチとは
2 リスクの特定
3 リスクの評価
4 リスクの低減
5 特定事業者作成書面等の実務対応
第4章 各業態のマネロン・テロ資金供与リスク
1 暗号資産交換業者
2 資金移動業者
3 保険会社
4 金融商品取引業者等
第5章 金融機関に求められる実務対応
1 顧客管理
2 フィルタリング
3 モニタリング
4 疑わしい取引の届出
5 記録の保存およびデータ管理(データ・ガバナンス)
6 海外送金等を行う場合の留意点
7 経営陣の関与・理解
8 経営管理(3つの防衛線等)
9 グループベースの管理態勢
10 職員の確保、育成等
11 マネロン・テロ資金供与対策に係る方針・手続・計画等の策定・実施・検証・見直し(PDCA)