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タイトル 人工知能と人間・社会(ジンコウチノウトニンゲンシャカイ)
著者名 稲葉 振一郎/大屋 雄裕/久木田 水生/成原 慧/福田 雅樹/渡辺 智暁(イナバ シンイチロウ/オオヤ タケヒロ/クキタ ミナオ/ナリハラ サトシ/フクダ マサキ/ワタナベ トモアキ)
出版社名 勁草書房
ジャンル パソコン・システム開発
isbnコード 9784326102808
書籍のサイズ 単行本
発売日 2020年02月26日頃
販売価格 5,500
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人間社会へ深く入り込んでくる人工知能。これによってもたらされる大きな変化に対して、どのように向き合えばよいのだろうか? 技術革新に伴って大幅に向上したICTの知性。高度化・普及化の著しい人工知能によって、人間との連携も一層進んでいくものとみられている。人工知能との共存を踏まえ、今後目指される社会像・その基本理念とは? 関連する人文・社会科学系の各学問領域から多角的な分析・検討を試みる。 第1編 AIの見た夢とその後の現実 第1章 AI研究の過去と現在[中川裕志・河島茂生]  1 AI研究の歴史的経緯  2 AIの思想  3 AIに対する社会的眼差しの変化と夢  付録  参考文献 第2章 技術革新と人間──AIの受容[渡辺智暁]  1 技術の受容、AIの受容、人間との関係  2 AIの生み出す知と人間による受容  3 科学研究における手続きと結果の妥当性  4 まとめ 第3章 AIネットワーク社会におけるアーキテクチャと法のデザイン[成原 慧]  1 はじめに  2 AIネットワーク社会におけるアーキテクチャのデザイン  3 AIネットワーク社会における法のデザイン  4 むすびにかえて  参考文献 第2編 AIの見る夢 第1章 AIと科学研究[呉羽真・久木田水生]  1 序論  2 AIベース科学の歴史・現状・展望と意義  3 AIベース科学の位置づけ  4 AIベース科学と創造性  5 AIベース科学の影響:人類科学の疎外?  6 結論  参考文献 第2章 AIと性愛──AIと人は親密さを築くことができるか[匿名希望]  1 導入  2 親密圏に入り込むAI  3 AIが性愛の対象になるとはどのようなことか  4 性愛の対象となるAIのリスク  5 AIとの愛は人の愛に劣るのか  6 おわりに  参考文献 第3章 AIと統治[岡本慎平・稲葉振一郎]  1 はじめに  2 ロボットは参政権をもちうるか  3 奴隷としてのロボット  4 統治のツールとしてのAI  5 AIと道徳的助言  6 おわりに  参考文献 第4章 AIとその道徳的能力──AIによる統治の正当性条件を巡って[安藤 馨]  1 問題を整理する  2 道徳的行為者としてのAIとその責任(テーゼ4を巡って)  3 AIに対して負う義務(テーゼ3を巡って)  4 統治に従う義務とその根拠(テーゼ2を巡って)  5 道徳的正答とAI  6 功利主義的なAI統治  参考文献 第3編 AIを襲う現実 第1章 プロファイリング・理由・人格[大屋雄裕]  1 はじめに  2 自己の物語とその限界  3 実存的エゴイズムの可能性  4 判断のプロセスと権威  5 更生の機会と超近代  6 物理的な対抗可能性  7 ハイパー・パノプティコンとデジタル・レーニン主義 第2章 AIのガバナンス[江間有沙・城山英明]  1 はじめに  2 AIガバナンスをめぐる国際的潮流  3 日本におけるAIガバナンス  4 国内外におけるAIガバナンスの比較  5 おわりに  参考文献 トークライブ 「AI「が」創る倫理 〜SFが幻視するもの〜」[稲葉振一郎・飛浩隆・八代嘉美/小山田和仁(司会)] 人名索引 事項索引 編者・執筆者一覧






 
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