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タイトル 命のバトン(イノチノバトン)
著者名 堀米 薫(ホリゴメ カオル)
出版社名 佼成出版社
ジャンル 絵本・児童書・図鑑
isbnコード 9784333025923
書籍のサイズ 全集・双書
発売日 2013年03月03日頃
販売価格 1,650
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東日本大震災で、大津波に襲われた宮城農業高校。 教師らは生徒を全員避難させたあと、大切に育ててきた牛の命も救おうと、津波の到来直前に牛舎へ向かいますーー。 牛たちは津波に何キロも流されながらも、奇跡的に生き残ったのです。 勇気ある行動が起こした奇跡と、その後、校舎や施設がすべて流され授業もままならない状況で、牛のコンテスト「共進会」に挑戦していく高校生たちの姿を描いた、感動の物語。 【ここがポイント】 ・被災地に勇気を贈った実話です ・教師らの行動に胸が熱くなります ・「命の大切さ」を問いかけます 【編集者コメント】 著者の堀米さんご自身も、宮城県で牛を飼っている農家です。 東日本大震災で、多くの方々だけでなく、たくさんの牛や豚、にわとりなどの家畜が犠牲となったこと胸を痛めていました。 そんな時、新聞で宮城農業高校のニュースを知ったそうです。 「津波の直前に、牛を助けるために走った先生たちがいたんなんてーー」。そんな驚きから、著者の取材がスタートしました。 実際に津波の被害にあった宮城農業高校の牛舎の跡地を歩き、津波の威力の大きさにふるえました。 しかし、津波に流されながらも奇跡的に助かった牛たちと共に、共進会に向かって努力を続ける先生と生徒さんたちは、本当に希望と熱意に満ちて、輝いていました。 「助かった命を大切に育て、つないでいこう」。その思いは、震災を体験した私たちに共通のものではないでしょうか。 著者の渾身の思いがつまった一冊です。ぜひご覧ください。






 
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