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「田村特許法学」の到達点がこの1冊で学べる!
東京大学での講義をベースに、共著者である教え子と討議を重ねて作り上げた特許法のテキストの決定版。
長年の研究の到達点を、口語とメリハリのある構成で分かりやすく描写した最高水準の教科書。コラムには特許法の理解を深める知識が満載です。
特許関連の判決の潮流についても詳述し、特許実務にも役立つ1冊。
[本書の特色]
◆口語体の読みやすい文章で、実際に講義を受けているように学べる。
◆必要な基礎的知識を網羅した最高水準の教科書。
◆教科書でありながら、著者の研究の到達点を描写した高水準の内容。
◆特許法の全体を俯瞰できるよう、体系的な構成を工夫。
◆読者の理解を促すため、さまざまな実例を掲載。
第1章 特許制度の意義
1 産業政策的な説明(インセンティヴ論)
2 自然権的な説明
3 産業政策からみた望ましい特許制度
第2章 特許が認められるための要件
1 発明であること
2 産業上の利用可能性
3 不特許事由)
4 新規性
5 進歩性(非容易推考性)
6 先 願
第3章 特許付与の手続
1 概 観
2 出 願
3 審 査
4 出願人の対応策
第4章 特許権侵害の成否をめぐる攻防
1 序(裁判管轄とその変遷)
2 特許権の権利範囲であるとする主張
3 特許権侵害の主張に対する防御方法
4 特許権侵害の効果
第5章 特許権の経済的利用
1 概 観
2 特許権の原始的帰属
3 実施許諾
4 移 転
第6章 知的財産法の国際的側面
1 総 論
2 属地主義
3 並行輸入
4 水際規制
■コラム■
コラム1:市場先行の利益
コラム2:積極的理由と消極的理由
コラム3:請求項(クレイム)
コラム4:実用新案
コラム5:パリ条約上の優先権
コラム6:進歩性と創作性ー特許法と著作権法の違い
コラム7:本願発明と本件発明
コラム8:選択発明・数値限定発明
コラム9:用途発明
コラム10:知財高裁大合議判決
コラム11:分割制度の濫用
コラム12:知財高裁の設立
コラム13:イ号物件
コラム14:消耗品ビジネス
コラム15:実用新案権・意匠権・著作権との存続期間の相違
コラム16:資産効果
コラム17:ハーモナイゼイション(国際調和)
コラム18:内国民待遇と相互主義
コラム19:独立の原則
コラム20:商業用レコードに関する例外
〔事項索引・判例索引〕