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条解刑事訴訟法(ジョウカイケイジソショウホウ) |
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令和5年法律28号・法律66号による刑訴法改正について、増補部分で詳しく解説!
令和4(2022)年9月の『条解刑事訴訟法〔第5版〕』刊行後、令和5年に大きな刑事訴訟法改正がありました。すなわち、公判期日への出頭と裁判の執行を確保するための法整備、犯罪被害者等の情報を保護するための法整備を主たる内容とする法改正(令和5年法律28号)と、性犯罪の要件等を整理するなどした刑法改正と合わせて性犯罪に関する公訴時効を延長し、司法面接的手法を用いて聴取した結果を記録した録音・録画記録媒体の証拠能力の特例を定める法改正(令和5年法律第66号)が行われました。
前者の法改正には施行時期が数年先の改正項目も含まれているため、全体的に統一性・整合性のある改訂版をまとめ上げるには、まだ相当の期間を要する見込みです。しかし、すでに一部が施行されているため、改正の及ぶ範囲の広さや内容の重要性等を考えると、少なくとも改正された部分の改正の趣旨や運用上の留意点などをできるだけ早く示す必要もあります。
そこで、第5版の本体部分には修正を加えず、それ以降の改正を本体部分の後ろにまとめて、特に「刑事訴訟法等の一部を改正する法律」(令和5年法律28号)と「刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律」(令和5年法律66号)には詳細な解説も加え、第5版増補版として刊行します。
初版以来、多くの実務家に利用していただいてきたロングセラーの刑事訴訟法コンメンタールの最新版です!
第1編 総則(第1条〜第188条の7)
第2編 第一審(第189条〜第350条の29)
第3編 上訴(第351条〜第434条)
第4編 再審(第435条〜第453条)
第5編 非常上告(第454条〜第460条)
第6編 略式手続(第461条〜第470条)
第7編 裁判の執行(第471条〜第507条)
第5版増補
1 令和5年法律28号(刑事訴訟法等の一部を改正する法律)改正の概要
2 令和5年法律66号(刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律)改正の概要
3 令和2年法律33号(外国弁護士による法律事務の取扱いに関する特別措置法の一部を改正する法律)改正の概要
4 令和4年法律48号(民事訴訟法等の一部を改正する法律)改正の概要
5 令和4年法律67号(刑法等の一部を改正する法律)改正の概要
6 令和5年法律67号(性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律)改正の概要
7 令和5年法律84号(大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律)改正の概要