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タイトル |
地球環境学事典(チキュウ カンキョウガク ジテン) |
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●オールカラーでわかりやすい 見開きで読み切れる258項目
環境問題への危機意識は切迫感を増す一方ですが、地球環境を持続させるためのたしかな指針はなかなか見えてこないのが現状です。持続可能性の視点だけでは不十分だと言われる現在、私たちは少しでも早く、地球の未来可能性のための共通ビジョンを打ち立て、行動を開始する必要があります。
この事典の258項目は、5つの領域、20のテーマに整理され、未来の地球をデザインするために必要な最先端の研究成果を、さまざまな視点から解説しています。深刻な危機問題はもちろんのこと、歴史が告げる事実、異文化からの視点など、自然と文化が共存するために必要なすべての要素に配慮しました。地球の未来可能性のためのヒントが満載され、どこから読んでも最新の情報が得られます。
【本書の特色】
●環境問題の最重要論点258を厳選、最先端の研究者が執筆
●全項目2頁、図表写真多数、すべてがカラー
●徹底した編集により、問題点の把握、未来への視点が明確
●他項目とのリンク、グロッサリー、文献一覧、各種索引など 豊富な参考資料
領域・テーマ一覧
【循環】領域
(1)循環の急激な変化と地球環境問題
(2)循環の拡大・断絶と地球環境の劣化
(3)循環の重層化と新しいつながり
(4)循環型社会の創出
【多様性】領域
(1)多様性とその機能
(2)危機に瀕する多様性
(3)支え合う生物多様性と文化
(4)多様性を継続させるしくみ
【資源】領域
(1)生産と消費
(2)食と健康
(3)資源観とコモンズ
(4)資源管理と協治
【文明環境史】領域
(1)文明環境史の問題意識
(2)文明環境史論の方法
(3)文明の興亡と地球環境問題
(4)地域社会の環境問題と持続可能性
【地球地域学】領域
(1)地域環境問題
(2)地域環境と地球規模現象
(3)地球環境の統治構造と方策
(4)未来可能性に向けてのエコソフィー