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タイトル |
霊的最前線に立て!(レイテキサイゼンセンニタテ) |
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オカルトブームの立役者にしてスピリチュアル業界の影の支配者・武田崇元と、UFOからナチスまで何でもござれの学術的オカルト研究の先駆者・横山茂雄(稲生平太郎)がオカルトの全歴史を語り尽くす!
霊統は異なる二人が知られざるオカルト・ムーヴメントの辺境最深部を掘り起こす、前人未到空前絶後の超濃厚対談がついに実現。
【目次】
まえがき(横山茂雄)
1.『日本のピラミッド』に始まる
二人が出会うまで/オカルト・ブームの到来
2.武田崇元の少年期
日本残酷物語/『不思議な雑誌』/UFOそしてアダムスキー/黒沼健とムー大陸/澁澤龍彦と幻想系
3.68年革命と70年代の流れ
68年革命とオカルト/異端文学の復権/北一輝の再評価/土俗性の流行/太田竜と叛科学/民衆宗教論の転換/古代史アマチュアリズム/竹内健と「日本的狂気の系譜」/その頃欧米では
4.『復刊 地球ロマン』の衝撃
刊行の経緯/復刊1号〜第6号まで総解説
5.横山茂雄の遍歴
アーカムハウスと『ガロ』/性器崇拝四方山話/不思議研究会/トールキンとヒッピー/ミチューリン農法とルイセンコ/ボグダーノフとマッハ主義/若返りと不老不死/チュチェ科学とボンハン/井村宏次との出会い/松岡正剛と工作舎の近辺/ヴィルヘルム・ライヒ/『幻想文学研究会』『ピラミッドの友』『ソムニウム』
6.武田崇元その後の仕事
『UFOと宇宙』から『迷宮』まで/『ムー』の時代/金井南龍と『神々の黙示録』/『出口王仁三郎の霊界からの警告』
7.近代オカルトの流れ1西洋
フォックス姉妹のハイズヴィル事件/ブラヴァツキー夫人登場/神智学の広がりとシュタイナー/シャンバラ、アガルタ、ルネ・ゲノン/サイキカル・リサーチ/黄金の暁(ゴールデン・ドーン)とアレスター・クロウリー
8.近代オカルトの流れ2日本
西洋近代オカルティズムと日本/西洋の影響の大きさ/平田篤胤と国家神道/異界探訪と神仙道/柳田國男と『遠野物語』/本田親徳と鎮魂帰神/大本教をめぐって/生長の家/病気治し・霊術/戦後の宗教学
9.1950年代の動向
神秘と幻想の浮上/武田崇元の電脳ドラッグ時代/霊能ブームと新宗教ブーム/新宗教の大分裂時代
10.俗流オカルトの転回点
オウム真理教とオウム事件/オウムーーチープなオカルトの象徴/酒鬼薔薇事件と陰謀論/スピリチュアルの席巻
11. Qアノンと陰謀論
アメリカ合衆国と陰謀論/コンスピリチュアリティ/大麻ナショナリズム/陰謀論におけるライトとレフト/陰謀論の臨界点/悪魔崇拝者集団のリアリティ/リアリティは時代によって変わる/覚醒と変革
12. オカルトの真髄
なぜオカルトに魅入られたのか/世界の見え方/ヴィジョンと狂気
あとがき(武田崇元)
文献案内(横山茂雄)
附録:『復刊 地球ロマン』『迷宮』総目次
人名索引