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タイトル |
愛を言祝ぐ神主と大神様の契り(アイヲコトホグカンヌシトオオカミサマノチギリ) |
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神社の息子ながら、神などの非科学的で曖昧な存在を信じず数式で示せるはっきりしたものを愛してきた九条春日は、
父の命により神職のいない田舎町で新しい神主として暮らすことになった。
これから自分が管理することになる神社を見回っていると、境内には真っ白な装束を身に纏った美しい青年の姿があった。
彼は自分を狛犬のように対に祀られた狼の片割れ・ハクだと名乗る。神の眷属である大神様・ハクによって、清らかで静謐な空気に満ちた異世界のような場所にある神社へと導かれた春日。二人はその異空間で、逢瀬を重ねることになるがーー。
《神の眷属である白狼×理系な新人神主が紡ぐ、異種族純愛譚》