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タイトル |
運命の比翼〜片翼センチネルは一途なガイドの愛に囀る〜(ウンメイノヒヨク カタヨクセンチネルハイチズナガイドノアイニサエズル) |
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この世の人間は三種類に分けられる。五感の発達したセンチネル、彼らを補佐するガイド、そういった力を持たない大多数の一般市民。センチネルは鋭敏になる五感のせいで必要以上に情報を捉えてしまう。その負荷を“穢れ”と呼び、それが溜まりすぎる能力の暴走を防ぐため“穢れの浄化”-ガイドと深く繋がる肉体的接触が欠かせない。ここ小国・フォグネス王国の、センチネルとガイドで構成された防衛組織“不撓の両翼”所属の特A級センチネル・シノブは、組織でも有名なガイド嫌いで精鋭の第一飛行隊員ながら浄化の『相性』を言い訳にガイドの接触を拒否していた。そんなある日、“不撓の両翼”訓練生と名乗る年上の隊員・イグナーツと出会う。人懐っこいイグナーツへ次第に心を許していくが、彼も入隊すれば自分の噂を知るだろうー。そう思い、とある任務を機に距離を置こうと決める。しかし任務中、シノブは『相性』のいいガイドと強制的に組むよう命じられ、反発する中に現れたのは、S級ガイドの階級を与えられたイグナーツで…!?