|
タイトル |
疑問と不安を解消!心房細動と診断されたら読む本(ギモントフアンヲカイショウ シンボウサイドウトシンダンサレタラヨムホン) |
|
心房細動と診断されても慌てない!
根本治療になり得るカテーテルアブレーション治療とは
5000例以上の治療実績をもつ専門医が
心房細動との付き合い方と治療法を分かりやすく解説!
心房細動と診断されて、不安を抱く人は多いと思います。治るのか、手術は安全なのか、
日常生活にどんな影響があるのか、そもそもどんな病気なのか……。
心房細動は不整脈の一種で、国内における患者数は約100万人、人口の約1%を
占めています。症状がない、あるいはまだはっきりと確定できていない潜在患者も
含めると、200万人程度いるとも推計されています。
ひとくちに心房細動といっても、その症状はさまざまです。動悸や息切れ、胸の痛みなど、
つらい症状に悩まされる人もいれば、まったく無症状で、健康診断などで
初めて心房細動が発覚する人もいます。発作の頻度も人それぞれで、
時々脈が乱れる程度の人もいれば、四六時中、脈が乱れっぱなしの人もいます。
治療法は主に薬物治療と手術の2通りがあり、患者の症状や年齢、
さらには患者にとっての治療のゴールによって適切な治療が変わってきます。
動悸や息切れなどのつらい症状をとにかくなくしたい人もいれば、好きなスポーツを
続けることを治療のゴールにする人、手術しないことをベースに薬でできる範囲で治療を
続ける人もいます。
著者はこれまで約30年にわたって循環器の治療に携わっており、心房細動専門医として
全国でも有数の治療実績を築いてきました。
本書では、心房細動と診断された人が知っておくべき心房細動の基礎知識や病気との
付き合い方、著者が専門とするカテーテルアブレーション治療のほか、
薬物療法についてもその効果やリスク、治療の流れなどについて詳細に解説しています。
さらに、心房細動で注意しなければならない再発についても触れ、
再発リスクを抑えるために自身で取り組める、生活のなかでの注意点もまとめています。
心房細動と診断された人やその家族の不安・疑問を解消し、治療方針を選択するうえでの
判断基準を知ることができる、分かりやすくて詳しい解説書です。