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タイトル |
オウム真理教事件と解離性障害(オウムシンリキョウジケントカイリセイショウガイ) |
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中川智正はなぜオウム真理教事件に実行役として関わっていったのか。中学生時代の友人である著者が、660回にわたる面会記録と裁判記録から、解離性障害から人格が支配されるようになった経緯を初めて明らかにした伝記。
ーー中川智正は、本来なら伝記など残されるような人間ではなかったろうし、また、なるべきでもなかった。彼にこうした伝記が必要となったのは、彼がオウム真理教団に加わり重大事件に関与したためであることは論を待たない。しかも、彼はよくある狂信者として犯罪に関与したのではなく、幼少期から巫病者(=巫者)の兆候があったところ、二五歳にして本格的に解離性障害を発症し、それゆえに重大事件に関わったという理解されにくい背景があるので、特にこの点を記録しておくことは後世に意味がある。--「はしがき」より
「どうして事件が起こったのか、明らかになっていない」 この事件、死刑で終わらせることなどできない。
ーー大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家・川口有美子氏
甲本ヒロトの耳にビートルズが流れ、ボクの耳にはビートたけしが流れていた十代の頃、 ケツには光の粒が降っていた。その経緯を同級生K君が説き明かす。
ーー漫才師・水道橋博士氏