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タイトル |
春夏秋冬 恋よこい(シュンカシュントウハルヨコイ) |
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万葉集、源氏物語、新古今和歌集などなど、古典文学の中の男女の恋のさや当て、駆け引きなど、原文と現代語訳を織り交ぜてリンボウ先生が「恋」を解説。楽しく読める大人の古典。
序章
1 『翁』の詞章の不思議
2 男女の出会いは…
第一章 春は恋の季節
1 『万葉集』の竹取翁と野遊びの乙女たち
2 『枕草子』の「春はあけぼの」の背後に…
3 才気煥発、和泉式部の自由自在
4 藤原定家の「夢の浮き橋」
5 隅に置けない兼好法師
第二章 夏よ恋
1 夏の恋は短夜の風情
2 短夜の和歌
3 夏の悲しい別れ
第三章 秋よ恋
1 秋の夜長も恋人たちには短いはずだが…
2 『伊勢物語』と秋の月
3 『源氏物語』秋の名場面、野宮の別れ
4 『平家物語』、その秋の名場面
第四章 冬よ恋
1 『枕草紙』むとくなるもの
2 『徒然草』の色模様
3 『閑吟集』に見る屈折した女心
4 『新古今集』に隠された恋の情調
終章 『源氏物語』と愛の絵
1 睦みあう絵
2 『古今著聞集』の「おそくづ」
3 『小柴垣草子』という絵巻
4 愛の絵の力