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タイトル |
体と心がラクになる「和」のウォーキング(カラダトココロガラクニナルワノ) |
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本書でおすすめする歩行法はスローウォークです。これはからだに無理な負担をかけず、からだの深層の筋肉を活性化させる歩き方です。昔の人が東海道を歩いて江戸と京都・大坂を往復したり、松尾芭蕉が『おくのほそ道』を歩いたりしたときの歩き方も、このスローウォークでした。直立や二足歩行は、からだ中の筋肉がしっかりしていて、さらにそれが上手に連動すること、すなわち「全身協調性」によって初めて可能になるのです。何も持たずに、正しい姿勢と正しい歩き方で、ただぶらぶら歩く。そうすることでからだが忘れていた本来のプログラムを思い出し、全身協調性が発動します。