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タイトル |
数学的思考ができる人に世界はこう見えている ガチ文系のための「読む数学」(スウガクテキシコウガデキルヒトニセカイハコウミエテイル ガチブンケイノタメノヨムスウガク) |
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世界を正しく見るための 武器を手に入れよう!
社会人に必要な 「数学思考」が 90分で身につく本
数学的思考が強く求められる時代
いまはかつてないほど数学的思考が強く求められる時代だといえるでしょう。
「何の役に立つかわからない」などといって、数学を毛嫌いしている場合ではありません。
社会の重要な意志決定に加わることの多い人間ほど、数学的思考が必要です。
数学というすばらしい思考ツールの存在意義をよく理解し、それを存分に活用する文系人間が増えることを願っています。(本文より)
●1章 微分 ──数学的思考の「華」を徹底的に使いこなす
●2章 関数 ──「f」で生まれる無限のアイデア
●3章 座標 ──X軸とY軸で世界を評価する
●4章 確率 ──無謀な選択を食い止め、挑戦の勇気を持つために
●5章 集合 ──頭の中のモヤモヤをすっきり整理
●6章 証明 ──騙されないための論理力を鍛える
●7章 ベクトル ──方向と大きさで考える
●終章 数学は「理性」を発揮するためのトレーニング
斎藤孝先生が、なぜこの本を書こうと思われたのか、まえがきより抜粋してご紹介します。
「私自身は文学部の所属ですが、教職課程の担当なので教える相手は文系の学生だけではありません。その教室で、何かの拍子に理系の学生が関数や微分積分の話をすることがあります。ところが文系の学生の中には、そういう概念を持ち出された瞬間にポカンとして、話が理解できなくなる人がいます。そんな様子を、私は何十年も見続けてきました。 これは、たいへん残念なことです。理系か文系かにかかわらず、数学の考え方を使うことで物事の理解が進むことはたくさんあるからです。」
数式が解けなくても、この思考方法を知らないのは、もったいない! 仕事でも、日常生活でも、読んだらすぐに使える「モノの見方」をまとめています。数式を見ると頭が痛くなってしまう、ガチ文系の方にぜひ読んでいただきたい。今日から使える「数学的思考」の本です。