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タイトル 遺す言葉 「寂庵だより」2017-2008年より(ノコスコトバ ジャクアンダヨリ ニセンジュウナナ ニセンハチネンヨリ)
著者名 瀬戸内寂聴(セトウチ ジャクチョウ)
出版社名 祥伝社
ジャンル 小説・エッセイ
isbnコード 9784396617776
書籍のサイズ 単行本
発売日 2022年03月31日頃
販売価格 1,540
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誰かを幸せにするために よく動き、よく働いた。 寂聴さんが編集長を務めた「寂庵だより」から 2008年から2017年までの晩年の随想、10年分を収録。 これはもう、生きすぎたケジメをつけなければならぬ時がきたと覚悟を決めた。 決めたものの、その実行が以前のようにさっさとできないのである。 遺書も書けていないし、身辺整理も何一つ出来ていない。 このままでは死にも出来そうにない。(「生きすぎたケジメ」より) 「寂庵だより」を始めたのは私が64歳の時で 出家から13年が経っていたーー。 もう、今夜死んでも不思議ではない年齢だ。 今となっては、何も思い残すことはない。 書き足りない想いもない。 出家したおかげで、あの世を私は信じている。 あの世で、先に逝ったすべての人に 再会できると信じている。(「法臘四十歳」より) 目次 一 定命尽きるまでー二〇一七年 二 今日もまだ生きているー二〇一六年 三 長い入院生活を経てー二〇一五年 四 闘病、骨折…困難の一年ー二〇一四年 五 人生最後、九十歳の大革命ー二〇一三年 六 丈夫な体、元気の秘訣ー二〇一二年 七 東日本大震災を経験してー二〇一一年 八 今が一番、いきいきしているー二〇一〇年 九 よく動き、よく働いたー二〇〇九年 十 八十代の暮らしではない忙しさー二〇〇八年






 
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