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タイトル |
縁結びは、悪食な神様と。 したたる厄を舐め取られ愛されて(エンムスビハアクジキナカミサマト シタタルヤクヲナメトラレアイサレテ) |
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「ここから溢れてきたか……? たまらなくーーおいしそうだ。」
入院中の母の代わりに実家の八百屋に立つ和花子(わかこ)は、厄年で不運つづき。
そんな中、神社で最後の1つだという厄除けを手に入れる。
なんとそのお守りには、厄神(えきしん)の礼(らい)という絶世の美形男神が封じられていた。
その「食事」の方法はーー体液に溶けた「厄味」を食べること。
さまざまな「厄」にまみれている和花子は、礼の格好の獲物に!??
礼にとっては「ただの食事」だと、芽生えた恋心を諦めていた和花子。
ところが、春の嵐のように始まった現人神との秘密の関係は、
季節を重ね、いつしかお互いの心に変化をもたらしていった。
「神様…礼さんを誰よりも幸せにしてあげてください」
そんな和花子の願いから、二人は神と人とを越え、ひとときの幸せを得るが、
幸せでは礼に「厄味」を与えられないと気づいてーー…。
ちょっぴり天然・美丈夫疫神と健気な不運女子の、滴るような濃厚えっち&ラブストーリー!