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タイトル 山の向こうから水を引け! 地図と地形でわかる日本の川と流域外分水(ヤマノムコウカラミズヲヒケチズトチケイデワカルニホンノカワトリュウイキガイブンスイ)
著者名 三橋 さゆり(ミツハシサユリ)
出版社名 実業之日本社
ジャンル 旅行・留学・アウトドア
isbnコード 9784408650609
書籍のサイズ 単行本
発売日 2024年09月26日頃
販売価格 2,970
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トンネルで水を山の向こうへ! 地図と写真でわかる、学ぶ。農業・工業のための国土造り ●郷土の農業・工業を知る学習に ●日本の地理を「相対的に」理解するために ●日本の国土と開発の歴史を知るために 本書は、いままでになかった「地図と地形で、日本の国土造りがわかる本」です。なぜこの地域が豊かな水田地帯になったのか。なぜこの地域に工業が発展したのか。それらを「育てた」水の分配を、豊富な地図と写真で、わかりやすく解説します。 農業は国家の基本の一つ。江戸時代、あるいはその前から、全国で、農業のための水の確保をめぐってさまざまな努力がなされてきました。時には対立もしながら、明治以降、近代的な土木開発で、見違えるような成果を上げてきました。現代の都市生活者は実感を持ちづらいですが、工業や災害対策という目的も加わり、その事業は現在もなお行われています。 それらは、物語としては語られても、土地勘もあまりない他地域の人にはわかりづらいものでした。そこで、本書では「立体の地形がわかる地図」を駆使し、直感的にわかるように工夫しています。加えて、地質やその特徴にも触れることで、総じて地学的な関心を育てられるようにしています。 【本書が採り上げた10の流域外分水】 安積疏水(福島県/猪苗代湖の水で「不毛地帯」の安積台地開拓) 両総用水(千葉県/房総半島南東部まで利根川の水を引き、水田を広げる) 深良用水(神奈川県・静岡県/芦ノ湖の水を外輪山の外に出す) うそぶき放水路(山梨県/河口湖の水を相模川へ) 愛知用水(長野県・岐阜県・愛知県/木曽川の水を知多半島先端、その先の島嶼部まで行き渡らせる知恵) 吉野川分水(奈良県・和歌山県/和歌山県に流れ出す水を奈良県へ) 愛媛分水・香川用水(四国四県/吉野川の水を瀬戸内へ) 福岡導水(福岡県・佐賀県/水に乏しい福岡都市圏へ筑後川の水を渡す) 通潤用水(熊本県/阿蘇の高原を潤す) 宮古用水(沖縄県/宮古島の地下にダムを作り水を溜めて島全体へ)






 
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