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タイトル |
数研講座シリーズ大学教養 統計学(スウケンコウザシリーズダイガクキョウヨウトウケイガク) |
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【数研講座シリーズの特徴】
多くの学生の声から生まれた,丁寧な解説でわかりやすい今までにない大学教材。既刊と同様,以下の趣旨を引き継いでいる。
POINT.1
高校の教科書・参考書とおなじようなレイアウトを採用している。
POINT.2
内容は厳密さを重視。
大学の統計学の講座で学ぶ主な内容を扱っている。
POINT.3
独習ができるようにしっかりと丁寧に書かれているので,オンライン講義で教員が居なくても不安なく読書を進められる。
【教科書の特徴】
■統計学の知識を用いて行う推定→検定の流れを段階ごとに解説している。
■推定→検定の段階には,観察で得たデータをもとにデータからわかることについて仮説を立てる,データを整理しデータの特徴を 把握する,立てた仮説を数式を用いてモデル化する,そのモデルの正確性を見極める,モデルから検定を行うがある。章ごとに,これらについて詳しく解説している。
■推定や検定には,大学で同時に学習する微分積分学や高校数学の復習の知識が必要不可欠である。これらについても必要に応じてその場で説明を加えている。
■統計学は,純粋数学の教科書の展開である定義→定理(命題)の明示→その証明という流れとはと異なる独特の展開で解説される。
■独特の展開の例
a 定義を用語として明示している。
b 定理(命題)の証明は重要であるが,統計学では,現実の数値が適応される実例で雰囲気を掴むことが重要であるので,例示が多くなっている。
c 例示の展開に倣う(慣れる)ことで,一般的な展開についても同時に読み取ることが可能である。
■統計学を扱う専門書うち,一つの演習問題に対して,これほど詳説されたものは多くない。
※多くの類書では,「〜分布の確率を求めよ」のようにパターン的な問題が多く扱われている(本書では,これらの問題も扱う)。しかし,そのパターンの前にある根本的な計算に立ち返り,詳しい計算展開を示している。
■教科書の問題についてそれを扱う例題で詳解すること,教科書にない問題についても例題化し詳解することで,教科書とチャートの相互補完を行い,2冊合わせて学習することで,理解の相乗効果を得られるように配慮している。
第0章 統計学を学ぶに当たって
第1章 標本とデータ
第2章 クロスセクショナルなデータのための記述統計
第3章 確率論の概要
第4章 モデルとパラメータの推定
第5章 統計的仮説検定