|
タイトル |
カウンセリングの理論(下)(カウンセリングノリロン) |
|
これさえあれば、ぜんぶわかる! 膨大なカウンセリング理論のなかから実践に役立つ33の理論を厳選し、その実践上のエッセンスをコンパクトに、わかりやすく解説。
各理論の位置関係や実践上の違いが一目でわかる全体見取り図、主要理論比較表も掲載。クライアントの状況に合わせてどう使い分け、どのように統合して実践するかも示す、実践家必携の虎の巻。
下巻は、最新のアプローチを含め、精神力動論、認知行動論、システム論、各理論をどう統合して使うかを解説。
第4章 精神力動論の立場
1 精神力動論の特徴
2 フロイトの精神分析
3 「精神分析的カウンセリング」「力動的カウンセリング」
4 対象関係論
5 力動論的方法の短期化の動きと短期力動療法
6 AEDP(加速化体験力動療法)
第5章 ユング心理学とアドラー心理学──「精神力動論」と「自己成長論」の間
1 ユング心理学(分析心理学)
2 ジェイムス・ヒルマン「魂の心理学」(ユング派の「元型心理学」)
3 アドラー心理学(個人心理学)
第6章 認知行動論の立場
1 認知行動論の特徴
2 第一世代──行動療法
3 第二世代──認知行動療法
4 第三世代の認知行動療法
第7章 システム論の立場──家族療法、ブリーフセラピィ、ナラティブ、オープンダイアローグ
1 システム論的な見地
2 家族療法
3 ブリーフセラピィ
4 ソリューション・フォーカスト・アプローチ
5 ナラティブ・アプローチとナラティブ・セラピー
6 ライフデザイン・カウンセリング
7 オープンダイアローグ
第8章 その他のアプローチ
1 動機づけ面接
2 交流分析
3 内観法
4 森田療法
5 EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)
6 回想法(ライフレビュー)
7 ピークエクスペリエンス体験ワーク
8 ソマティック・エクスペリエンシング
第9章 カウンセリングのおける「開かれた統合的アプローチ」
1 「カウンセリング理論・全体見取り図」に「その他のアプローチ」を位置づける
2 まとめ
3 統合に向かう傾向──「大きな統合」と「小さな統合」
4 日々の臨床の基本スタンスとしては「小さな統合」=「面接のタイプや経過とともに技法を変えていくスタンス」
5 「開かれた統合」へ──統合性と多元性
6 「核に据える学派(ベースに据える学派)」をどのようにして選択するか──あなたは「何のスペシャリスト」になりたいのか
7 「自分のライフワークにかかわる特定のテーマ」に関しては「大きな統合」
8 EAMA(体験ーアウェアネスー意味生成アプローチ)──実存的自己探究を援助する新たな統合的アプローチ
おわりに