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タイトル |
紙でつくるリハビリクラフト(カミデツクルリハビリクラフト) |
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クラフトは、制作過程を通して手の機能を最大限生かしながら頭を使うことで、
高齢者の方々にとっては、楽しみながら指先や脳のトレーニングになります。
また、作っていく過程の楽しみや完成後の満足感は心を豊かにしてくれます。
クラフトの素材はさまざまある中で、本書では、”紙“というもっとも身近で手に入りやすい素材を使いますので、
失敗を気にせず楽しみながらいくつも作って、さまざまなバリエーションを楽しむことができます。
自宅で楽しむのはもちろん、デイサービス施設などでレクリエーションや作品作りを指導する職員の方たちにもすぐに役立つ、
紙クラフトのアイデアを提供します。
●紹介する作品の特長
1章、2章でのおもな作業は、切る、折る、組み立てる、一部をのり付けするなどです。
いずれの作品も型紙付きですので、さまざまな模様の切り紙や飛び出す切り絵、さらに立体的な箱や皿作りを楽しむことができます。
立体的に立ち上げて楽しむポップアップでは、メインの絵柄はカラーの型紙付きですので、カラーコピーして使うことで、だれでも素敵な作品作りを楽しむことができます。
3章は、紙すきで模様や絵入りのカードやコースターを作ります。気軽に取りかかれて好みの模様の作品を作る方法を各種ご紹介しています。
4章では、じゃばら折りした紙を開いて花を作るという、だれでも子供のころに一度は楽しんだことのある技法をもとにして、工夫を加えてバリエーション豊かな紙の花々を作ります。
また紙粘土と好みの模様の紙を使って、アクセサリーなども作ります。