財務DDを実際に進める手順と調査報告書の作成方法を勘定科目別に解説。中小規模から大規模まで、多様なM&Aに対応するノウハウ。 第1部　財務デューデリジェンスの基礎知識 1　M&Aのプロセス 2　財務DDの目的と調査範囲（スコープ） 3　財務DDの結果とその利用方法 4　財務DDの受嘱から報告まで 5　財務DD報告の態様 6　財務DD実施に必要なスキル 第2部　財務デューデリジェンス調査報告書の作成 1　総論 　1　調査報告書の体系 　2　基礎資料の閲覧及び決算書の分析 　3　組織や事業所の概要の理解 　4　会計方針の理解 　5　関連当事者間取引 2　貸借対照表項目の調査 　勘定科目別分析ページの利用方法 　1　現金及び預金 　2　売上債権 　3　仕入債務 　4　棚卸資産 　5　有形・無形固定資産 　6　有価証券投資 　7　保険積立金 　8　有利子負債 　9　賞与引当金 　10　退職給付引当金 　11　その他引当金 　12　偶発債務等のオフバランス項目 　13　運転資本の分析 　14　実態純資産額の算定 3　損益計算書項目の調査 　1　収益性分析 　2　正常収益力の把握 4　その他 　1　事業再生案件に関する留意点 　　　事業再生の概要　／　事業再生における財務DDの調査上の留意点 　2　カーブアウト（事業分離）案件に関する留意点 　　　M＆Aとカーブアウト　／　カーブアウトにおける財務DDの調査上の留意点 付録　参考資料 1　財務デューデリジェンスの初期依頼資料（サンプル） 2　貸借対照表項目別財務デューデリジェンスにおける調査の着眼点 3　その他の報告書様式例