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タイトル |
アメリカは正気を取り戻せるか(アメリカハショウキヲトリモドセルカ) |
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直情的、?つき、無知、ナルシシストなど、トランプほど大統領にそぐわない資質を持った大統領はこれまでいなかった。多くのメディアが、アメリカ精神医学界の権威である著者に、トランプは精神疾患を患っているのではないかと問いかけてきた。しかし著者は言う。彼は精神を病んではいるわけではない。病んでいるのは、彼のような人間を大統領に選んだアメリカ社会の方である、と。
トランプを「クレイジー」だと批判し、すべての困難をトランプのせいにすることはたやすい。しかし、それではこの病んだ社会に潜む狂気に立ち向かえなくなってしまう。アメリカ社会が正気を取り戻すためには、どうすればよいのか? 著者は、トランプの妄想によって引き起こされた人類存続の危機に対処する方法を一つひとつ紐解き、提示してゆく。
プロローグ クレイジーなのはトランプではなく、われわれである
第一章 世の中の事実に向き合う
第二章 なぜわれわれは、これほどひどい決断を下すのか
第三章 アメリカ例外主義
第四章 トランプ勝利の要因
第五章 トランプと部族主義、攻撃される民主主義
第六章 民主主義を守るために進むべき道とは
第七章 「すばらしい新世界」を維持する
第八章 幸福の追求
第九章 チーム・アース(地球チーム)
エピローグ 人類はどこへ向かうのか
謝辞
解説 大野 裕