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「船は港にいれば安全だ。だが、それでは船の意味がない」
──背中を押してほしいあなたに。
著書累計500万部突破!50万部シリーズ最新刊!
◆本書「まえがき」より
願望を叶えるためには「行動する」ということが必要になります。
「こんな自分になりたい」「あんなことを成し遂げてみたい」と、頭の中で考えているだけでは、その願望を実現させることはできません。
その願望に向けて、足と手を動かして一歩踏み出さなければならないのです。
しかし、その「一歩踏み出す」ということが、なかなかできない人がいます。
その理由は様々です。
「今、忙しいから、できない」
「他にやることがある」
「よく考えてからでも、遅くない」
しかし、そのような言い訳をして行動することを先延ばしにしたまま、結局は何もしないまま終わってしまう、というケースもあるようです。
せっかく「こんなことをしたい」という願望を持ったのに、まったく行動を起こさないまま終わってしまうのでは、非常にもったいないことだと思います。
また、その本人も、後になってから、「やっぱり、あの時、願望実現に向けて行動を起こしておくべきだった」と後悔することになるのではないでしょうか。
したがって本書では、まず、一歩を踏み出して行動を始めるためのヒントを色々な角度から解説しています。
一方で、最初の一歩を踏み出したものの、到着点にたどり着く前に、あきてしまったり、途中で投げ出してしまったりする、ということもあります。
困難に直面して、挫折してしまうこともあると思います。
そうなると、それまでの努力が水の泡になってしまうのですから、これもまたもったいないことだと思います。
したがって本書では、どうすれば到着点まで行動を継続していけるのか、ということに関しても様々なアドバイスをしています。
行動を継続していく段階で、たとえ失敗したとしても、その人は能力的にも、また人間的にも成長していきます。
そして、その本人も、自分が成長していることに大きな喜びを感じられるようになるものです。
逆の言い方をすれば、何も行動しないでいると、何の成長もありません。
現状維持のままです。前進もなければ、成長もありません。
それでは生きていて、あまりに寂しいのではないでしょうか。
行動すれば何かが生まれます。動けば何かが得られるのです。
それは、その人を幸福にしてくれる「何か」だと思います。
本書が、そんな「何か」を生み出し、「何か」を得るためのお役に立てば、著者とすればうれしい限りです。
第1章 チャレンジする
第2章 必ずできると思う
第3章 すぐ動く
第4章 迷ったら行動する
第5章 夢の場所に行く
第6章 段階的に動く
第7章 直感に従う
第8章 継続する
第9章 他人のために動く