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タイトル |
絵本の「言葉と絵」を読む(エホンノコトバトエヲヨム) |
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先行の絵本研究をもとに、エコロジーの概念や機能文法の用語などを用いて「言葉」と「絵」の相互作用を読み解く一冊。アンソニー・ブラウン、ジョン・バーニンガム、アルバーグ夫妻など、20世紀後半に高く評価された作家による絵本をさまざまな視点から分析し、絵本という自由で可能性に満ちた表現形式について考える。
はじめに
第1章 現代の絵本ー芸術としての位置づけ
第2章 絵本における言葉と絵の解釈ー批評的調査
第3章 絵本のエコロジー
第4章 過程としての絵本ー刷新
第5章 遊びとしての絵本
第6章 ポストモダニズムと絵本
第7章 絵についてひと言
第8章 絵本はどうやって意味を持つようになるか
補遺1 印刷技術の発展ー文字と絵を一緒に
補遺2 グンター・クレスとテオ・ヴァン・リューベンの『視覚デザインの文法』-絵本からのイメージを例として
訳者あとがき
タイトル索引
人名・事項索引
ビブリオグラフィー
用語集