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タイトル |
北斎時代の「絵手本」で「絵皿」を解く(ホクサイジダイノエテホンデエザラヲトク) |
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〈絵解きから先人の訓(おしえ)、人生の基(もとい)を学ぶ。〉
〈江戸絵皿に込められた絵の意味を、絵手本から探る絵解き本です。〉
江戸時代に焼かれた江戸絵皿には、単なるモチーフを超えた絵が描かれており、その意味や物語を探る「絵解き」は、皿を手にした人々の娯楽の一つでした。そして当時の人たちは、その意味を知り、生きる上での大切な古人の知識や教え、人生の基を学びました。本書は、著者がコレクションする、江戸後期を中心とした絵皿を、同時代に生きた北斎を中心とした絵師たちの、絵手本(絵本の一種・手本の描かれた書)と比べながら絵解きし、その絵の由来や故事などを解説しています。見開きで、絵皿と絵手本を大きく見せ、絵皿に込められた意味を、著者が現代の人たちに伝えたい想いとともに、やさしく述べています。江戸時代の絵解き文化を感じることができる一冊。第1巻は「花」「七福神」をテーマにした絵皿を収録。全3巻刊行予定。