累計34万部突破!面接で、交渉で、会議で、今日から「できる人」になるコミュニケーション上達の秘訣は質問力にあり! これさえ磨けば、初対面の人からも深い話が引き出せる。話し上手な人というのは、ネタのおもしろさや話し方のうまさもあるが、質問がうまくて相手からおもしろい話が引き出せる、という面を必ずもっている。逆に質問がうまければ、自分に実力がなくても優れた人から情報が引き出せる。話す内容をおもしろくするのは難しいが、質問は鍛えれば誰でもうまくなる、すなわち技化できるものなのだ。谷川俊太郎、河合隼雄、村上龍、黒柳徹子、ダニエル・キイスなどの対話名人から学ぶ技。
【目次】第1章 「質問力」を技化する1「質問力」を鍛えるトレーニングメニュー2「質問力」の達人になる第2章 いい質問とは何か?-座標軸を使って1「具体的かつ本質的」な質問を意識する2 頭を整理させてくれる質問3 現在と過去が絡まり合う質問4 会社の命運を決めたたったひとつの質問第2章 コミュニケーションの秘訣(1)沿う技1「うなずき」から「言い換え」へ2 相手に共感して深めていく「沿う技」3 ハイレベルな「沿う技」4 相手を勉強したからこそできる「沿う技」第4章 コミュニケーションの秘訣(2)ずらす技1 相手に沿いつつずらす技2 ずらすコツは具体と抽象の往復運動3 自分の経験に引きつけて絡ませる第5章 クリエイティブな「質問力」1 ダニエル・キイスと宇多田ヒカルの共感2 相手の経験世界に沿うクリエイティブな「質問力」ジェームズ・リプトン×スティーブン・スピルバーグ3 テーマ性を持って聞くクリエイティブな「質問力」エピローグ解説 「質問力」は、人間的魅力の一つ 斎藤兆史