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タイトル 日本人(ニホンジン)
著者名 柳田 國男(ヤナギタ クニオ)
出版社名 筑摩書房
ジャンル 文庫
isbnコード 9784480512512
書籍のサイズ 文庫
発売日 2024年07月12日頃
販売価格 1,430
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日本各地の伝統行事や習俗、伝承を集めるのが目的と思われがちな民俗学。しかし民俗学の父・柳田國男が目指したのは、民俗調査によって日本人の国民性を形成したものを明らかにし、現在起きている問題を解決する一助とすることだった。官僚として人生のキャリアをスタートさせた柳田は「なぜ選挙のたびに不正が行われるのか」という問題意識を常に持っていた。柳田は現前の疑問に答えるべく自らの学を展開していく中で、その原因となるオヤカタ・コカタなどの民間習俗に辿り着く。柳田が「世相解説の学」「経世済民の学」と定義した民俗学の立ち位地を鮮明に示す日本人論の白眉。 一 日本人とは 二 伝承の見方・考え方 三 家の観念 四 郷土を愛する心 五 日本人の生活の秩序 六 日本人の共同意識 七 日本人の表現力 八 日本人の権威観 九 文化の受けとり方 一〇 不安と希望 「日本人」座談会 失ったものへの反省/日本人は本来何をもっていたか/日本群島の自然環境/郷土愛と肉親の愛情/家族制度と親方・子方/祖先信仰と民族の結合/東方浄土の信仰 あとがき 解説 「日本人」論のむつかしさ(阿満利麿) 索引






 
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