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タイトル |
ネットはなぜいつも揉めているのか(ネットハナゼイツモモメテイルノカ) |
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日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、ネットユーザーは毎日のように言い争っている。終わりのない諍いを生み出す社会やメディアのあり方を考える。
そして誰も何も言えなくなったーー
キャンセルカルチャー、テキストコミュニケーションの困難、
入り乱れ矛盾する「公共性」、陰謀論とフェイクニュース、
シニカルな勘繰り、分断と無関心…終わりのない論戦。
「炎上」を経験したメディア社会論者が分析。
日々起きる事件や出来事、問題発言をめぐって、
ネットユーザーは毎日のように言い争っている。
他人が許せないのは、対話が難しいのはなぜか。
物事の見え方に違いが生まれるのはなぜなのか。
背景にある社会やメディアのあり方を考える。
・ネット上のコミュニケーションがうまくいかない社会的背景、構造的問題を丁寧に解説
・SNS上で議論になっているトピックの論点がわかる
・ネットを超えた社会の政治的対立についてもわかる
・SNSとの付き合い方を見直したくなる
・ネットに疲れている、なのに見ずにはいられない方は必読
第一章 「表現の自由」をめぐる闘争
…アニメの感想を書いたら炎上した実体験
第二章 ソーシャルメディアの曖昧さと「権力」
…メッセージ解釈はいかにしてズレていくか
第三章 エコーチェンバーの崩壊と拡大する被害者意識
…1カテゴリー思考 2単純化 3怒りの増幅
第四章 「不寛容な寛容社会」とマスメディア批判
…快適な社会のパラドクス、新たな迷惑行為の発見
第五章 二つの沈黙、二つの分断
…「ヘタなこと言うくらいなら黙っておくか…」という心理
終 章 単純さと複雑さのせめぎ合い
…他者の目に映る世界を眺めてみるということ