デビュー20周年記念刊行
嵐によって隔絶された瀬戸内の孤島
巨大な球形展望室を有する異形の館
遺言に従って集められた一族の面々
東川篤哉長編史上、最大最長最新傑作!
岡山の名士が亡くなり、遺言に従って瀬戸内の離島に集められた一族の面々。球形展望室を有する風変わりな別荘・御影荘で遺言状が読みあげられた翌朝、相続人の一人が死体となって発見される。折しも嵐によって島は外界から孤絶する事態に。幽霊の目撃、鬼面の怪人物の跳梁、そして二十年前の人間消失ーー続発する怪事の果てに、読者の眼前に驚天動地の真相が現出する!
本屋大賞作家が満を持して放つ、謎解きの興趣とユーモアあふれる本格推理長編。