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タイトル |
紙魚の手帖Vol.18(シミノテチョウボリュウムジュウハチ) |
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書き下ろしアンソロジーシリーズ《Genesis》が『紙魚の手帖』に合流して2年目。今年も夏のSF特集をお届けします。■新連載・彩瀬まる。■赤野工作、阿部登龍、斧田小夜、飛浩隆、松崎有理、宮澤伊織、レイチェル・K・ジョーンズらの豪華執筆陣による読切短編。■第15回創元SF短編賞選評および、受賞作・稲田一声「喪われた感情のしずく」掲載。■翻訳家・古沢嘉通による2023年ヒューゴー賞騒動解説記事。■創元SF文庫の成り立ちを語った代島正樹×小浜徹也(東京創元社編集部)対談など。
【受賞作決定!】
第15回創元SF短編賞 選評 飛浩隆・宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部)
【第15回創元SF短編賞受賞作】
喪われた感情のしずく 稲田一声
●人工感情調合のカリスマ、セクワ・ジュン。天才が世に問うた新作には、驚くべき秘密が隠されていた。第15回創元SF短編賞受賞作
【新連載】
道の花 彩瀬まる
●傷口からは、小さな双葉がのぞいていた
【小説】
これを呪いと呼ぶのなら 赤野工作
●遊ぶと呪われると噂のゲームがある
狼を装う 阿部登龍
●創元SF短編賞受賞後第一作
ほいち 斧田小夜
●意識を持った自動車と謎の”声”の話
WET GALA 飛浩隆
●2024年から60年にわたるロボット未来史
アルカディアまで何マイル 松崎有理
●少年はガチョウ兵と楽園を目指す
ときときチャンネル#8 【ない天気作ってみた】 宮澤伊織
●動画配信者SFシリーズ
子どもたちの叫ぶ声 レイチェル・K・ジョーンズ 佐田千織訳
●その日、教室に銃声が響いた
※西條奈加「お蔦さんの神楽坂日記」、坂木司「きみのかたち」、新野剛志「粒と棘」、堂場瞬一「フルハウス」、貫井徳郎「不等辺五角形」は休載です
※熊倉献 コミックは休載です
【創立70周年記念企画】
エッセイ 「わたしと東京創元社」
大森望/高山羽根子/田中芳樹/酉島伝法/宮内悠介/マーサ・ウェルズ
【対談】
創元SF文庫になった頃 代島正樹 小浜徹也
【解説記事】
人間的な、あまりに人間的な 二〇二三年ヒューゴー賞騒動 古沢嘉通
【ESSAY】
翻訳のはなし第16回 ホーガン翻訳裏話 古沢嘉通
※山崎佳代子「私の小さな地図帖」、若島正「乱視読者の読んだり見たり」、北原尚彦「ホームズ書録」、リレー連載「装幀の森」は休載です
【COLUMN】
ごほうびごはん*メキシカン・チキンのワカモーレ添え 久永実木彦
行かない旅の栞*十年経っても見つからない 新馬場新
読書日記 篠原悠希
【SF BOOKREVIEW】
国内SF 渡邊利道
翻訳SF 鯨井久志
【特別企画】
第24回本格ミステリ大賞贈呈式レポート
【INTERVIEW 期待の新人】
宮西建礼
篠谷巧
【INTERVIEW 注目の新刊】
『ムーンシャイン』円城塔
『ホロニック:ガール』高島雄哉
【BOOKREVIEW】
文芸全般 瀧井朝世
国内ミステリ 宇田川拓也
翻訳ミステリ 村上貴史
ファンタジイ 三村美衣