聖歌『ミゼレーレ』と不可解で恐ろしい殺人事件
疾走感溢れる展開の先に読者を待ち受けるのは
想像を絶する結末だ!
『クリムゾン・リバー』のグランジェふたたび!
喩えようもなく美しい聖歌『ミゼレーレ』と、パリの教会で起きた聖歌隊指揮者の不可解な殺害事件とはいかなる関わりがあるのか? 凶器はいったい何なのか? 遺体の両耳の鼓膜は破られ、付近には子供の足跡が残っていた。定年退職した元警部と、薬物依存症で休職中の若い青少年保護課刑事がバディを組んでこの怪事件に挑む。『クリムゾン・リバー』の著者による圧巻のミステリ!