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タイトル |
博物館・美術館の世界史 1(全3巻)(ハクブツカン・ビジュツカンノセカイシ 1) |
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人類の「蒐集」をめぐる歴史は長い。最初は古さや稀少性、美しさへの憧れから始まり、やがて財力の誇示、権力の象徴、政治思想の反映、そして一般市民に開かれた社会・文化や教育に寄与する公共施設となった。この3000年にわたる壮大な歴史を30年かけてまとめ上げたのが、本書である。古代ギリシア・ローマや中国からヨーロッパ、ロシア、トルコ、日本、アメリカまで幅広い地域を網羅。原書総ページ数2170ページという膨大な情報量は、他に類を見ない。詳細な索引を付し、レファレンスにも活用できる。3巻本。
第1部 個人コレクション 三つの誕生物語
1 宝物の時代ーー墳墓、寺院、宮殿/2 中国とローマーー個人コレクションの二重の起源/3 キリスト教徒の宝物ーー金と恵み/4 個人コレクションの復活
第2部 イタリアの博物館 一五世紀から一八世紀まで
5 古代遺物への反応/6 衰退と古代美術品への回帰/7 古代美術の勝利
第3部 アルプス越えの旅 一六世紀から一八世紀まで
8 絵画と古美術品/9 好奇心の部屋 クンストカンマー/10 自然史ーー陳列室から博物館へ/11 美術館へ向けて