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タイトル |
むしばミュータンスのぼうけん(ムシバミュータンスノボウケン) |
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「わがはいの なは むしばミュータンス。ほんとうは、もっと ながくて むずかしいなまえだけれど、きみたち こどもは そう おぼえて くれたまえ」むしばきん「ミュータンス」が主人公のこの絵本では、ミュータンスの立場から、健康な歯が、どうやって虫歯になっていくのか、子どもたちにわかりやすく語られています。
また、人間の中でも、食べた後に歯みがきをする嫌な人間がいること、けれど、ミュータンスのすばらしい味方なのが、甘いものが大好きで虫歯の多い子どもたちであることが語られます。
「歯みがきしないと虫歯になるよ。歯磨きしよう!」とはひとことも書かれていませんが、子どもたちは読んだあと「歯をみがくようにしなきゃ!」と強く思うことでしょう。
子どもたちを楽しませたいというユーモアと、正しい知識と習慣を身につけ、健康にそだってほしいという願いがこめられた、かこさとしさんの名作ロングセラー絵本。
「子どもたちの歯みがきへの意識が変わる」との、多くの感想を頂いています。