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タイトル |
知財紛争“和解”の実務(チザイフンソウワカイノジツム) |
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知財事件において、和解の紛争解決機能は大きい。一般的な訴訟と比べて和解は、それに至る背景と臨床の領域に属する機微にも触れる経験と結びついた実践的知識・技能の知見が必要であり、これは自分自身の経験を通じて体得するしかない。そのため、和解の実務を言語化することは難しく、本書のように知財紛争にテーマを絞ったものは類書がない。本書は、まず、知財紛争における当事者視点という観点を確認し、特許・表示などの各紛争の場面ごとに訴訟「前」「後」の和解のポイントを解説している。さらに、和解の条項例を丁寧に紐解くとともに、具体的なEpisodeを盛り込むことで前半に解説した理論部分と実践部分を相互に参照できるように工夫をしている。