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タイトル |
これって本当に「繊細さん」?と思ったら読む本(コレッテホントウニセンサイサン トオモッタラヨムホン) |
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『「繊細さん」の本』で繊細さんの第一人者となったHSP専門カウンセラー・武田友紀氏と、
テレビなどのマスメディアでおなじみの精神科医・名越康文氏の対談書籍!
本書は多彩な心に触れてきた二人が、HSPについて、またその性質と混同されやすいトラウマ症状について、考えを深めていく一冊です。
「傷つきやすいのは、HSPだから仕方ないのでしょうか?」
気質だから治らない、と思っているその敏感さはもしかしたらトラウマによる症状かもしれません。いつも不安だったり、音に敏感だったり些細なことでひどく落ち込んでしまったり。こうした生きづらさの裏にはトラウマがひそんでいることがありカウンセリングによって改善していくことができるのです。(はじめにより抜粋)
第1章◎繊細さんとは?
HSPを知ったきっかけ/繊細さんの素敵なところ/繊細さんの4つの性質/HSPのカウンセリングはどんなことをするの?/繊細さんが自分らしく生きるには/自分がHSPかどうかを知る方法/◆HSPセルフテスト/◆HSPの4つの性質/(DOES)/◆HSPをめぐる様々な研究
第2章◎繊細さんとトラウマの関係は?
トラウマとは何か? 動物が生き延びる仕組み/トラウマについて(武田)/遺伝と環境の両方が、現在の感受性に影響する/トラウマの解消につながるソマティック・エクスペリエンシング®/「繊細さん」に見えない繊細さん/『鬼滅の刃』から考えるトラウマ・解離/休職時代の診療/『星の王子さま』に見る世界とのつながり方/心の報酬を得て、会社員時代よりも元気に
第3章◎繊細さんとトラウマの見分け方
身体の緊張を解きほぐすバーチャルツアー/東洋的な瞑想と西洋的な瞑想/ポリヴェーガル理論とタッチセラピー/自分の「好き」がわからない人へ(武田)/協働調整と感応技法 パーツアプローチ/感覚の出どころは自分? それとも相手?/心理学は決して高邁な学問ではない
第4章◎トラウマを抱えたままどう生きていくか
トラウマ治療は必要性な分だけ取り組もう/トラウマ治療を終えるタイミングの例/他者とつながる経験が心を支える/心のつながりを感じる共同体感覚/「相性」という視点を取り入れる/トラウマを抱えたままどう生きるか