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タイトル 難題が飛び込む男 土光敏夫(ナンダイガトビコムオトコドコウトシオ)
著者名 伊丹 敬之(イタミヒロユキ)
出版社名 日本経済新聞出版社
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784532321642
書籍のサイズ 単行本
発売日 2017年08月25日頃
販売価格 1,980
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●国家再生も委嘱された稀代の経営者 石川島播磨(現IHI)、東芝を再生させ、ついには国家の立て直しまで期待された稀代の経営者土光敏夫。戦中にジェットエンジンを製造し、国産の発電機、超大型船舶の雛形を作り世界一に、ブラジルに造船所を作り、造船疑獄でも変わる事の無い信念に周囲の信頼も厚く、会社再建、日本再建のステージへと押し上げられていく。一人の人物を中心としたドラマが、現在の停滞した日本へ示唆を与えるーー。 土光氏は、そのきらびやかな経営者経歴とは対照的に質素な生活態度で有名だ。修行僧にも似たその背中に、多くの人は畏敬の念すらもつ。一方で経営者としての土光氏は、「現場の達人」とでも呼ぶべき、組織の動かし方について深い見識と実行力をもっていた。 本書では、「凛とした背中」と「現場の達人」という二つのキーワードがともに揃っていたことが、石播や東芝という大企業の経営のみならず、経団連会長や臨調会長などのさまざまな重責を果たす上で肝要だったとする。 リーマンショック以降、貪欲な資本主義への反省から「論語と算盤」の渋沢敬一が注目されているように、土光氏が未だに輝き、名語録が読まれているのはその倫理観の強さにもよるだろう。 ●難題が飛び込む男 なぜ土光さんには次々と難題が飛び込むのか。そして、どんどんスケールの大きくなって行く新しい難題に、なぜ土光さんはきちんと立ち向かえたのか。さらには、東芝の再建と行政改革で土光さんは何に行く手を阻まれ、しかしいかに見果てぬ夢に挑戦して行ったのかを明らかにする。 序 章 再建の連続という人生 第1章 人間タービンの誕生 第2章 しょっぴかれるように、本社社長に 第3章 大型経営者の登場 第4章 東芝の再建への苦闘 第5章 メザシの土光さん 第6章 母の教え 第7章 現場の達人、凛とした背中 終 章 日に新たに、日々に新たなり






 
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