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タイトル 中国が日本に挑む自動車覇権(チュウゴクガニホンニイドムジドウシャハケン)
著者名 高橋 琢磨(タカハシ タクマ)
出版社名 日本評論社
ジャンル 科学・医学・技術
isbnコード 9784535540736
書籍のサイズ 単行本
発売日 2023年09月27日頃
販売価格 2,860
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サーチ
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世界の自動車市場はEV(電気自動車)化へと急速に進んでいる。米中が先陣を切る中、大きく出遅れた日本企業の巻き直し策とは。 序章 はじめに:トヨタの社長交代に見る日本の自動車産業の危機 0.1. 「車屋」には最高のHVはつくれても最高のEVはつくれないのか 0.2. 明暗を分けた強いEV政策の有無 第1章 EV化への潮流:CASE呪縛の下でのドミナントデザイン 1.1. 100年を隔て再び起こったドミナントデザインをめぐる争い 1.2. スマホの10年の次はEVの10年という見方 1.3. 走り出したEV化への動き、遅れ目立つ水素化への動き 1.4. 自動運転車が意味するオープン化、開発スピード感 1.5. EV普及のための補完材、充電設備 1.6. EV破壊的イノベーション論とVWの対応 1.7. ジオテクノロジーの中のEV戦略 1.8. 自動車産業のDX化 1.9. EVは本格的な普及期に入るのか 1.10. ヴァーノンのプロダクト・ライフサイクル論で見るHV覇権国, EV覇権国 第2章 「中国製造2025」でハイライトされたEVへのシフト 2.1. 中国EV運動の父、万鋼 2.2. 「自動車強国」をもたらさなかった「市場と技術の交換」政策 2.3. 禁じ手も辞さない中国のEVシフト政策 2.4. CATL:トップに躍り出た中国のEV向け電池メーカー 2.5. 自動車メーカー・欧州の逆襲 2.6. 戦略部品をめぐるアメリカ市場での中韓日の攻防 2.7. 見誤ったテスラの威力:パナソニックとトヨタ 第3章 戦略部品「EV電池」での経営:BYD 3.1. HVかEVか:トヨタに見えなかった死角 3.2. 全固体電池の開発はいつになるのか 3.3. トヨタ、全固体電池27年にもEVに投入 3.4. 脱リチウム・脱コバルトか、それともそれらのリサイクルか 3.5. EV電池で「戦略部品の経営」を展開するBYD 第4章 新規参入者としてのテスラが果たした役割と自動運転への展望 4.1. 戦略部品か、それともソフトか 4.2. テスラの先進性は失われつつあるのか 4.3. 始まった価格競争:ドミナント競争時代の終わり 4.4. イーロン・マスクというリスク要因 4.5. 自動運転への移行 4.6. 「アップルカー」登場の衝撃はどれほどのものか 4.7. 中国の自動運転への取り組み 4.8. 自動運転の将来 4.9. 自動運転をめぐる合従連衡 第5章 新たなEV需要開拓の任になう小粒の諸侯経済 5.1. テスラ神話に乗って登場したNIO(上海蔚来汽車) 5.2. 小型EVブームを巻き起こした上海通用五菱 5.3. 中国メーカーの日本市場開拓に見る少子高齢化社会 第6章 経済発展がもたらす新たな市場 6.1. ASEAN自動車覇権でタイの追い落とし狙うインドネシア 6.2. モータリゼーション起爆剤としての「アジアカー」の構想 6.3. 第3の自動車市場に躍り出たインド 第7章 真のゼロエミッション車(ZEV)を求めて 7.1. ZEVもCO2輩出削減ゲームでの一員 7.2. MOBIの主張するデジタルツイン 7.3. 環境問題解決には広範にわたるDBデジタルツインが必要 第8章 EVが開く自動車市場の新たなジオテクノロジーの地平 8.1. 半導体規制の一方でEUとの関係改善への動き 8.2. 中国企業との合弁の腕をどう活かすのか 8.3. 今後の展開を大きく左右するジオテクノロジー






 
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