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タイトル |
暮らしを診る こころの訪問診療(クラシヲミル ココロノホウモンシンリョウ) |
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こころの症状や障害を抱えながら、みずから通院することが難しく、支援につながりにくい人たちが、地域には数多く暮らしています。
そうした人たちの住まいを医師等が訪問し、治療を提供するのが訪問診療です。そこでは訪問看護師、精神保健福祉士、ケアマネジャーなど多くの支援者が協力し合い、患者さんの“生活の質”を高めるかかわりを行っています。
本書では、訪問診療の実際を、さまざまな事例に基づいて具体的に紹介します。精神科地域支援のヒントが詰まった1冊です。
[第1部 訪問診療の基本]
第1章 精神科訪問診療とは
第2章 訪問診療の始め方
第3章 訪問診療でのかかわり
第4章 訪問診療と多機関連携
[第2部 支援の現場から]
第5章 障害が重たい人の生活を地域で支える
第6章 日常生活が少しでもよくなるように支援する
第7章 粘り強く関係を構築する
第8章 支援の枠組みを作る
第9章 関係構築の失敗
第10章 主体的なかかわりを引き出す
第11章 家族を支援する